とある個人開発者の活動記録とは…
個人開発者は普段どんなことを考えて開発しているのか?そこにどんな目標があるのか?ぶっちゃけ稼げているのか?といった情報を開示し合って個人開発者同士のモチベーションを高めたり、個人開発を始めたいけど踏み切れない!というエンジニアの方に「一緒に個人開発やろうぜ!」というメッセージを送るための当ブログの新しい連載企画です。ツイッターなどで関わった方々に、インタビュー用フォームにお答え頂いて作成しています。この記事を読んで興味を持って頂いた個人開発者の方、是非こちらのフォーマットにお答え頂いてご参加をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
今回の「とある個人開発者の活動記録」は、airyclan(日本語での文書作成、非同期コミュニケーションの手助けになる情報を提供するサービス)などのアプリを開発しているれいさんにお話を伺ってみました。
- 普段はどんなお仕事をされているんですか?
れいさん:弁護士として、主に企業向けに、コーポレートやM&A、契約法務などのリーガルサービスを提供しています。
- あなたが作っているアプリやサービス(以下、アプリで統一)はどんなものですか?
れいさん:日本語での文書作成、非同期コミュニケーションの手助けになる情報を提供する「airyclan」というサービスを作っています。今は記事をアップしているだけですが、将来的には、ライターさんとのマッチングサービスや、文章の自動校正なんかの機能も実装したいと思っています。
れいさん:仕事柄、文章でのコミュニケーションや文書作成に関わることが多いのですが、クライアントの皆様にてかなり労力をかけていらっしゃることもあるので、法的な側面以外の文書作成、文章でのコミュニケーションのチェックをwebで効率化できたら助かるという人が多いのではないかと思ったためです。
- 個人開発活動を始めてからの期間はどれくらいですか?
れいさん:本業が多忙で離れていた時期もありますが、1年半くらいです。
- あなたが個人開発を続ける理由に当てはまるものを教えてください。
れいさん:自由にプログラミングができるのが楽しい、自分が欲しいものを作っているだけ、というのが当てはまります。
- 最初に個人開発を始めたきっかけを教えてください。
れいさん:起業したいと思ってプログラミングを勉強してみたら、楽しかったので続けているという感じです。起業したいと思ったのは、働くのが辛そうな友人が結構いたので、自分で働きやすい職場を作って、あまり辛くない雇用を生みたいという想いがあったということもあります。また、そもそも会社に雇われるのではなく、フリーランスやスモールビジネス、スタートアップを立ち上げるという選択肢を応援できる会社を作りたいとも思っています。
- 個人開発をやっていて、苦労していることは何ですか?
れいさん:コードを人に見てもらえる機会が乏しいので、「書き方がおかしくないか、もっと良い書き方があるのではないか」という悩みを解消しづらいことです。また、サーバの構築なども手探りなので、苦労します。
- 逆に、個人開発をやっていて良かったことは何ですか?
れいさん:エンジニアの方々との繋がりが持てたことです。本業と違う職種の方と交流できるのは、とてもよい刺激になります。
- あなたの個人開発は完全に一人でやっていますか?それともチームでやる場合もありますか?
れいさん:従来は一人でしたが、現在ではチームを組んでいます。
- その中でどんな役割を果たしていますか?
れいさん:多くの人に使ってもらえて、ペインを解消できるサービスを作りたいです。
個人開発者同士の交流について伺います。
- 他の個人開発者と交流したいと思いますか?れいさん:はい。
- どんな交流をお望みですか?
れいさん:たまに飲み会などでいろいろ話を聞いたり、一緒に勉強会をして自分の個人開発に活かしたりできると良いですね。